レンジフードの掃除徹底ガイド!自分でできる掃除方法と業者選びまで

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レンジフードの掃除をおざなりにしていませんか?

普段目線に入らないキッチンのレンジフードは、油や汚れがしっかりと付着している場所なのです。

今回は、自分でできるレンジフード掃除方法を徹底的に紹介していきます。この方法を参考にして、レンジフードを自分できれいに維持できるようになりましょう!

目次

レンジフード掃除の必要性と頻度

レンジフードはキッチンでの調理中に発生する油や煙を吸い取って換気する役割があります。

そのため、油や煙に含まれる汚れがレンジフードに付着して、徐々に汚れが蓄積します。

中にはキッチンの換気扇の下でタバコを吸われる方もいると思いますが、ヤニ汚れも一緒に付着していることになるので、放置すると固まり、こびりついて、掃除が困難になってしまいます。

そこで、油汚れが固まる前に、2~3ヶ月に一度は掃除することがおすすめです。レンジフード掃除の頻度は料理の頻度や換気扇の使用状況にもよりますが、キッチンを清潔に保つためには定期的な掃除が大切です。

こまめに掃除することで、汚れが落ちやすくなり、清潔でキレイな状態を保つことができます。

汚れの蓄積が火災リスクを招く理由

ただ、綺麗好きになろうと言っているわけではありません。

レンジフードに蓄積された汚れは、火災の危険性を高める恐れがあります。とくに、油汚れがこびりついて重なってしまうと、火の気にさらされると炎上しやすくなります

そのため、レンジフード掃除は火災リスクを低減するためにも重要な作業なのです。

レンジフード掃除の事前準備(掃除アイテムと作業場所の確保)

まずレンジフードの掃除を始める前に、掃除アイテムを揃え、直前にはコンロ周りを片付け、たれ落ちた汚れをカバーできるよう新聞紙でコンロ周りを覆って、作業場所をしっかり確保することが大切です。

また、取り外したパーツを置くために新聞紙やダンボールを敷いて仮置きのスペースも確保しましょう。

必要な道具と材料のリスト

  • 手袋
  • スポンジ
  • 掃除用ブラシ
  • 歯ブラシ
  • ゴムヘラ(頑固汚れ用)
  • 厚手のキッチンペーパー
  • 中性洗剤
  • 新聞紙やダンボール
  • バケツ(シロッコファンが入るくらいの大きさ)
  • タオル

掃除中にあれがない、これがないといった状態にならないよう、事前にアイテムを準備してから取り掛かりましょう!

電源の切断や作業場所の確保

レンジフード掃除での事故を防ぐため、安全対策は怠らないようにしましょう。

事前準備の作業

  • 換気扇をOFFにしておく
  • 足場もしっかり整える(高い場所にあるため)
  • コンロ周りの食器や調理器具は片付ける
  • コンロ周りを新聞紙で覆う(養生のため)

これで掃除の準備は万全と言えるでしょう。安全に作業ができる環境を整えることは、掃除の効率を上げるだけでなく、事故を防ぐ上でも重要です。

シロッコファンとプロペラファンの違い

※仕組みに興味がない方は読み飛ばしても大丈夫です。

レンジフードと一言で言っても、製品によって構造や仕組みが異なります。

今回はシロッコファン型の掃除を紹介していきますが、シロッコファンとプロペラファンでは排気の仕組みが異なるため、掃除するべきパーツも変わります

シロッコファンは、風を送るための羽根が多く、縦型の筒状になっています。一方、プロペラファンは、水平に羽根が広がっている形状をしています。

どちらのタイプのレンジフードも、掃除が必要なパーツは異なりますので、注意が必要です。外し方にも注意が必要なので、事前に製品情報を確認しておくとよいでしょう。

塗装剥がれに注意

レンジフードの外装やフィルターには、汚れが目立たないよう黒く塗装されている部分もあります。

しかし、そういった塗装面にアルカリ性洗剤でゴシゴシ洗ってしまうと塗装が剥がれてしまうことがあるので、使用には注意が必要です。

塗装が剥がれると見た目が悪くなる他、剥がれた箇所に汚れが付きやすくなり、掃除頻度が短くなるという悪循環を生んでしまいます。適切な洗剤を選んで、レンジフードを長持ちさせましょう。

レンジフードの汚れの原因

レンジフードの主な汚れの原因は、油や煙、ホコリなどです。

料理中に発生する油や煙を排気するため、自然とレンジフードには汚れが付着し、徐々に蓄積されていきます。

汚れを放置してしまうと、頑固な汚れになってしまうので、定期的な掃除が必要です。

やってみよう!レンジフード掃除方法

早速、掃除の手順について解説していきます。

次の章では、具体的な方法やアイテムを紹介しながら、詳しくレンジフード掃除の手順を説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずはレンジフードのパーツを取り外す

レンジフードの掃除を始める際、パーツを取り外していきましょう。

普段、触らないような機械ですが、ちゃんと取り外しがしやすい設計になっていますので、安心してください。各パーツは外した後で丸洗いします。

取り外すべきパーツは以下のとおりです。

  • 整流板(メーカーによっては付いていない)
  • フィルター(メーカーによって外し方・形状が異なる)
  • シロッコファン(丸い筒型・メーカーによって外し方が異なる)
  • オイルトレー(メーカによって形状・外し方が異なる)

これらのパーツはそれぞれ異なる役割を持ち、汚れ方も変わります。それぞれのパーツを丁寧に掃除することで、レンジフード全体のお手入れが行いやすくなります。

①整流板を取り外す

整流板とは、大きな板のよう見た目でレンジフードの口を塞いでいるものです。フィルターよりも手前で汚れを防いでいるので、一番汚れやすそうなパーツですね。

「フィルターがあるのに何でカバーしてるの?」と思われる方もいるでしょうから、整流板の最大の特徴をお伝えします。

整流板は、換気扇の吸引力をアップさせる役割があります。簡単に説明すると空気の通り道をあえて狭くすることで、排気効率を上げることができるそうです。整流板は比較的簡単に取り外すことが可能です。

ただし、整流板がないタイプのレンジフードも存在するので、その場合はスキップして構いません。

②フィルターを取り外す

フィルターは、油やホコリをキャッチし、キッチン空間を清潔に保つ役割があります。

フィルターは網目が細かくなっており、油の付着が多い箇所です。

取り外し方は本体に固定されている金具やネジを外すことで可能です。外す際には手袋着用がおすすめ、手に汚れが付着しないよう注意しましょう。

③シロッコファン・オイルトレーを外す

シロッコファンは、換気扇の駆動部で、回転し空気を効率よく排気する役割があります。

シロッコファンはネジを外すことで取り外せますが、取り外し方法は機種によって異なります。

オイルトレーはファンや内部に付着した油を溜める容器のことです。

取り外し方は、オイルトレーは本体から引き抜くだけで簡単に外すことができます。

必ず製品の説明書を確認して正しい方法で取り外しましょう。

取り外したパーツ類はダンボールや新聞紙の上に仮置きしておきましょう。

油汚れは中性洗剤で落とす

洗い方に関しては裏技のようなものはありません。

基本的に中性洗剤とブラシでこすれば、綺麗になるので身構えなくても大丈夫です。

それぞれのパーツに付着した汚れは、基本的に油とほこりが混じった汚れです。汚れがひどい場合は、洗う前にペーパーなどで拭き取っていくと後で掃除が楽ですよ。

洗っていくと分かりますが、サビっぽく変色している箇所が出てきますが、自然な劣化なので洗っても落ちません。

フィルター部分は、目が細かいので歯ブラシなどを使い分けると効率的です。

油汚れが落ちれば掃除はOKです!

先に目立った汚れを拭き取るのがコツ

具体的に各パーツの汚れは、大きく目立った箇所を拭き取ることから始めるのがコツです。

パーツによっては油汚れがべっとりと付着していますので、目立った汚れは先に落としてから、最後に中性洗剤で全体・細かいところを拭き取るイメージが好ましいです。

逆に、最初から細かい部分を掃除してしまうと、後で目立つ汚れを拭き取る際に、再び汚れが広がってしまう可能性があります。そのため、コツを押さえて効率的に汚れを落としましょう。

固まった油汚れは熱湯も効果的

レンジフードの各パーツに付着しているのは油汚れであるため、熱湯に弱いです。固まった汚れは熱湯でゆるくしてから、拭き取るのも効果的であるという掃除方法を紹介します。

まず、バケツなどに熱湯を入れ、そこに固まった油汚れのついたパーツを漬けます。しばらくすると油汚れが浮いてくるのでブラシでこすったり、拭き取っていきます。最後に中性洗剤で洗い流せば、簡単に落とすことができます。

※パーツによっては熱湯NGの場合もあるので作業時には説明書を確認してください。

残った隙間の汚れをしっかり落とす

各パーツの角や隙間に付着すると落ちにくいので、つまようじや割りばしの先にペーパーを付けて隙間まできれいに汚れを落としましょう。全体の油汚れを落としきれなかった箇所は、この方法で綺麗にしましょう。

最後に乾拭きしてパーツの掃除は完了です。

レンジフードの内側を掃除

続いては、レンジフードの内側の掃除を解説します。

ファンが入っている場所の内側は、換気されて固まった油汚れがべっとり付着しています。固まった油汚れは、ヘラなどでこそげ落とすのがコツです。そうすることで、掃除の効率がアップします。

その後は中性洗剤を布やペーパーに染み込ませて、内側の汚れを拭き取っていくと効果的です。もちろん、手に届かない部分も念入りにお掃除してください。

レンジフードの内側を掃除する際は、足場の確保に注意してくださいね。安全を確保しながら、しっかり掃除していきましょう。

外したパーツを元に戻して完了!

レンジフードの内側がキレイになったら、乾拭きをして水分をしっかり拭き取りましょう。そして、外したパーツを元に戻して完成です。

これで、レンジフードが新品同様にピカピカになります。キッチンの掃除も楽しみながら、美味しい料理を楽しんでくださいね。

レンジフードの掃除をプロに任せてリセット!

レンジフードの掃除を何年も放置している方は、上記の手順できれいにならない可能性があります。

そんな時はリセットするためにプロに任せてしまう方が良い場合があるんです。

プロが行うレンジフード掃除は、汚れが頑固で自分では手に負えない状態でも、きれいにしてくれます。その後で定期的な掃除を始めれば、ストレスも少なくキッチンを快適に保てます。

掃除業者選びのポイントと注意点

  • レンジフード掃除の実績が豊富か
  • 料金が適正であること
  • 身近な人からの口コミ情報をチェック
  • サービス内容が明確であること
  • アフターサービスが充実していること

これらのポイントを押さえて選んだ掃除業者なら、安心して任せられます。

料金やサービス内容の比較検討

業者によって異なるサービス面、費用面の比較をして依頼するのが良いです。

無料の出張見積もりが利用できるなら、積極的に相談をしていくと良いでしょう。複数の業者から見積もりを取ることで、自分に合ったサービスを提供してくれる業者を見つけることができます。

まとめ:効率的なレンジフード掃除でキッチンの快適さを保つ

今回はレンジフードの掃除について詳しく説明しました。

汚れている状態と綺麗な状態とでは、レンジフードの排気効率が変わります。排気が上手くできていないとリビングのエアコンや空気清浄機などの手入れも大変になります。

定期的な掃除の重要性と場合によっては、プロに任せるのが良いという点を理解していただけたでしょうか。

これを機に、ぜひキッチンの環境を整えて、快適な料理ライフを楽しみましょう!

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この記事を書いた人

HC部では、お掃除でお悩みの方と凄腕の清掃業者を繋げる活動をしています。自分でできるお掃除術の発信や地域別でハウスクリーニング業者さんの紹介もしています。ぜひ、ご自宅の大掃除の際にお役立てください。お掃除系インフルエンサーさんとのコラボも積極的に行っています!

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