キッチンは、油汚れと水回りの汚れが同じ空間にあります。コンロの油、シンクの水垢、排水口のぬめりを同じ洗剤・同じ道具で一気に掃除すると、かえって汚れを広げることがあります。
効率よく掃除するなら「上・乾いた場所・油汚れ」から始め、最後にシンクと排水口を仕上げるのがおすすめです。
キッチン大掃除の順番
- 換気扇・レンジフード
- 収納扉・壁・作業台
- コンロ・IH
- 蛇口
- シンク
- 排水口
- 床
キッチンの汚れは大きく3種類
| 汚れ | 場所 | 基本の掃除 |
|---|---|---|
| 油・焦げ | コンロ・レンジフード・壁 | 中性洗剤を基本に素材別対応 |
| 水垢・手あか | シンク・蛇口 | 中性洗剤→残る汚れだけ素材確認 |
| ぬめり・食品カス | 排水口 | ごみ除去+部品洗浄 |
毎日やるキッチン掃除
- 調理後にコンロ・IHの汚れを拭く
- 作業台を中性洗剤または水拭きで仕上げる
- シンクを洗って食品カスを残さない
- ゴミ受けを空にする
- 蛇口とシンクの水滴をできる範囲で拭く
週1回やる場所別掃除
コンロ・IH
油が固着する前に洗います。ガスコンロは五徳やバーナー、IHはトッププレートなど機器ごとに掃除方法が異なります。


シンク・蛇口
中性洗剤で油や手あかを落とし、最後に水滴を拭きます。白い水垢が残る場合は、素材を確認してから次の洗剤を選びます。


排水口
ゴミ受け、外せる防臭部品、排水口内側まで洗います。臭いが残る場合は、表面汚れだけでなく詰まりも確認します。

月1回はレンジフードと収納をチェック
レンジフードのフィルターや外せる部品、収納扉の上、冷蔵庫周辺など、普段触らない場所を確認します。レンジフードは機種ごとに分解範囲が違うため、取扱説明書を見てから掃除します。

キッチン洗剤は強さより素材との相性
中性・アルカリ性・酸性など複数の洗剤がありますが、キッチンにはステンレス、人工大理石、塗装面、ガラス、アルミなどさまざまな素材があります。汚れだけを見て強い洗剤を選ばず、設備の取扱説明書と洗剤表示を確認してください。

キッチン掃除で混ぜてはいけない洗剤
塩素系洗浄剤と酸性タイプの洗剤は混ぜないでください。クエン酸や食酢など酸性のものも、塩素系製品と同時に使わないようにします。別の洗剤に切り替える場合も、先に十分すすぎます。
コンロ周りの壁やタイルについた油はねは、壁材ごとの洗剤・水分の注意と手順をまとめたキッチンの壁・タイルの掃除方法をご覧ください。
調理中の油はねや床のべたつきが気になる場合は、床材ごとの水分・洗剤の注意と手順をまとめたキッチンの床掃除のやり方をご覧ください。
ステンレスの調理台や水切りかごの油汚れ・白い水滴跡・もらいサビは、素材と表面加工を確認してからステンレスの調理台・水切りかごの掃除方法を参考に手入れしてください。
短時間の掃除と、キッチン全体を掃除する日の進め方
毎日すべての部品を外す必要はありません。汚れを翌日へ持ち越さない掃除と、時間を確保して行う掃除を分けると、着手する場所を決めやすくなります。
| 場面 | 進める順番 | 終える目安 |
|---|---|---|
| 日々のリセット | コンロ・作業台の油はねを拭く → 食品カスを捨てる → シンクを洗う → 蛇口とシンクの水分を拭く | その日に付いた汚れと食品カスを残さない |
| キッチン全体 | 換気扇・収納上部のほこり → 壁・作業台 → コンロ → 蛇口・シンク → 排水口 → 床 | 外した部品を乾燥させて戻し、床に落ちた汚れまで回収する |
上の場所から下へ進め、油を拭いたクロスをシンクや食品が触れる面へそのまま使い回さないでください。機器の分解や洗剤の可否は各製品の取扱説明書に従い、詳しい手順は本文中の場所別記事で確認できます。掃除の順番と頻度の考え方は花王のキッチン掃除ガイドも参考になります。
掃除後のスポンジ・ブラシ・洗剤の置き場所は、乾燥と安全な保管を分けて考えます。キッチン掃除道具の収納方法に、使う頻度別の配置をまとめました。
まとめ|キッチンは汚れをためる前の短時間掃除が効く
毎日はコンロ・作業台・シンク・ゴミ受けを短時間でリセットし、週1回に細部、月1回にレンジフードや収納周辺まで広げます。場所ごとの素材と汚れを分けて考えると、強い洗剤に頼らず管理しやすくなります。









