ゴミ屋敷掃除のすすめ
この記事ではゴミ屋敷の脱出をテーマに掃除のすすめをご紹介していきます。
「ゴミ屋敷をなんとかしたいなー」とお考えの方は、本記事を参考にしながら部屋掃除を進めてみてください。
ゴミ屋敷の原因とは?自分の部屋を見つめ直そう
部屋がゴミ屋敷になってしまう原因は、実は様々な要因が絡み合っています。
部屋が散らかりやすい人は、ストレスや忙しさから来る後回しの習慣、物への愛着、決断力の欠如などが影響していることが多いです。自分の部屋を見つめ直す際には、まずはその原因をじっくりと考えてみることが大切ですね。
ゴミ屋敷化しやす方へのアドバイス
- 後回しの癖:後回しにする癖がゴミ屋敷化してしまう根本的な原因です。脱出するには、「今すぐ始める」が大事です。
- 物への愛着:物を大事にする=捨てない人です。ただし身近に置いておくべきは、愛着のある物ではなく、「いますぐ使う」「日々使う」ものです。
- 決断力の欠如:物事を決められない人も、ゴミ屋敷化しやすいです。捨てるものを決める際、「使っている」or「使っていない」で判断しましょう。
また、ゴミ屋敷状態のお部屋で生活している方は、その空間に慣れてしまい、綺麗な部屋で生活することで日々のストレスが軽減され、毎日気分よく過ごせることを忘れてしまっているかもしれません。
ご自身の状況を理解したうえで、ゴミ屋敷の掃除手順を試していけば、部屋は次第に綺麗になっていきます!諦めずにいきましょう。
一人暮らしでも大丈夫!掃除を習慣化させるポイント
「一人暮らしで掃除が面倒」「自分以外で頼める人がいない」などお悩みの方でも、ご安心ください。次章では、ゴミ捨てから掃除までを手順ごとに解説していきます。
手順通りに少しずつでも進められれば、必ず綺麗な部屋がよみがえります。そして、掃除を習慣化すれば状況は必ず良化していきます。
どんなに綺麗好きでも、掃除が得意な人でも、日々の生活で「ゴミを捨てない」「掃除を後回しにする」といった行動を取っていれば、部屋は必ずゴミ屋敷化します。
ゴミ屋敷の掃除の第一歩は捨てるところから
では早速、ゴミ屋敷を脱出するために、第一歩を踏み出しましょう。
第一歩は、部屋のゴミを捨てるところから始まります。足の踏み場もないほど散らかっていても、少しずつゴミを減らしていけば次第にきれいになっていきます。
まずは流れを把握して、一歩ずつ前に進んでいきましょう!目指せ脱汚部屋!
まずは不要なものをゴミ袋に詰める!
ゴミ屋敷の掃除に近道はありません。まずは、不要なものをゴミ袋に詰めるところから始めましょう。
具体的な手順
まずは、燃えるゴミ・燃えないゴミ・リサイクル用の3つに分別するためのゴミ袋を用意しましょう。リサイクル用は、ペットボトルや缶などを入れるためです。
そして、目の前にあるゴミを一つずつ袋に入れることを繰り返します。もし、作業中に手に取った物が、捨てるべきか悩んでしまう場合は、ひとまず無視して脇に置いておきましょう。
次は、すぐに判断できなかった物の仕分けですね。作業中に見つけた判断に迷う物をしっかり時間をかけて仕分けていきましょう。分別するために空のダンボールに仮置きしたり、部屋の一角を仮置き用のスペースにするのも良いでしょう。
仕分けしたうえで、不要と判断したものは、新たなゴミ袋に詰めていきましょう。
部屋のゴミの量にもよりますが、集中してゴミを袋に詰めていけば、徐々に片付いていくはずです。無理はせずに少しずつやっていきましょう。
指定のゴミ捨て場に持っていく
続いては、ゴミをまとめたものを捨てることです。
お住まいの場所の近くに必ずゴミの集積場所があると思います。ご自宅近くの路上や、マンションのゴミ置き場などシチュエーションは様々ですが、基本的には曜日によって収集するゴミの内容が変わるものです。
収集ルールを守って、指定された曜日にゴミを出しましょう。ゴミ置き場に仕分けするスペースがあるなら、ご自身のゴミだけで占拠しない程度に出してしまいましょう。
溜まっていたゴミ袋さえ無くしてしまえば、部屋が見違えた状態によみがえりますよ!
散らかった部屋を整理整頓する
不要なゴミを捨ててしまえば、部屋には想像以上に広々としたスペースが出来ていますよね。スペースがあれば、続けて行いたい整理整頓の作業がとても効率よく進められます。
物量や作業スピードによっては一日かかってしまう方もいるかもしれませんが、まずスペースを作ることが重要です。部屋の整理整頓は、ゴミを捨てた後ですればよいのです。
散らかった物を片付ければ、清々しい気持ちにもなってくるでしょう。
本は本棚へ、洋服はタンスやクローゼットへ、食器は流しにといった感じで収納すべきものを収納すべき場所へ集めていくのが良いかもしれません。
最後に掃除機をかける
整理整頓が終わったところで、部屋の掃除の締めとして、掃除機をかけましょう。
掃除機がけも、まず部屋全体を大まかにで良いです。床に落ちている小さなゴミを掃除機で吸っていきましょう。
物が整理整頓された状態であれば掃除機がけも時間がかからないはずです。手ごわそうな汚れは一段落付いたところで始めればよいのです。
整理整頓が出来たら掃除の合図
ゴミ屋敷を掃除するなら、整理整頓が終わった後が良いです。
中途半端に散らかった状態では、掃除をしてもしょうがないので、整理整頓を優先させましょう。
ゴミの量によっては、一日で整理整頓までたどり着けない場合もありますが、整理整頓が出来たなら掃除を開始するタイミングが来たと考えて良いでしょう。
掃除のはじめは、高い場所から
部屋の掃除を始めるなら高い場所の掃除から始めましょう。これは、掃除の基本的な考え方になりますが、どんな掃除をやるにせよ掃除中のほこりが部屋に舞って最後には床に落ちるからですね。
高いところから進めていけば、何度も床掃除をする必要がなく効率が良いからです。効率のよい掃除手順として覚えておきましょう。
掃除をする優先順位:
高い位置にある場所の掃除として、以下の順から進めていくのが良いでしょう。
- シーリングライト:ほこりが溜まっているはずです。拭き掃除をしてほこりを落としましょう。
- エアコン:エアコンの上部や側面にはほこりが付いています。
- 洋服タンスの上:タンスの上も見えないですが、ほこりが溜まっているはずです。
- 食器棚や冷蔵庫の上:食器棚や冷蔵庫の上にもほこりが溜まっているのでほこりを落としましょう。
- カーテンレール:カーテンレールの上にもほこりが溜まっています。
掃除中、ほこりが舞ってしまうので、吸い込んでしまわないようマスクを付けるのもお忘れなく。
部屋の場所ごとの掃除方法は別の記事で解説していますので、そちらを参考にしてください。
掃除の最後は掃除機がけ
どこから、どこまで掃除をするかは、ご自身の判断で良いです。気分が乗ったタイミングで、思いついた場所から掃除をしましょう。
ただし、最後には必ず掃除機を使うということを決めてください。
締めは掃除機がけと習慣化するだけでも綺麗な部屋が維持できます。
ゴミ屋敷掃除のプロに任せるのも時には大事
「手順は分かったけど、手が足りない」「どうしても自分では解決できない」そんな方も中にはいらっしゃるかもしれません。
それでも、ゴミ屋敷を解決したいという方は、ゴミ屋敷掃除のプロに任せるという選択も重要です。
一度、プロに頼んで部屋をリセットすれば、そこから生活が変わります。リセットした後で掃除を習慣化させれば、綺麗な状態を維持するところから始められます。
プロのゴミ屋敷業者を選ぶ方法
ゴミ屋敷の掃除、片付けを得意とする業者さんがいます。
お金がかかっても、すぐに解決したいという方は業者の選び方をまとめますので、参考にしながら依頼先を見つけてください。
ゴミ屋敷業者の選び方
- ホームページを見つける:ホームページでゴミ屋敷清掃をやっている会社を見つけてください
- ゴミ屋敷清掃の実績:実績の有無があるかを調べてください。電話で問い合わせるのも良いでしょう。
- お客様の評価:お客様の評価を見てください。サイト以外に、GoogleMAPも参考に。
- 明瞭な料金体系:ゴミ屋敷の事例や、料金プランが分かりやすいところに相談してください。
- 無料の出張見積もり:必ず、現地で見積もり書をもらいましょう。
- 何社か比較検討する:見積もりを比較して希望に合ったプランを提示した会社に依頼しましょう。
この手順で2~3社ほど見積もり依頼すれば、相場感も見えてくるでしょう。
信頼できる業者は相応の費用がかかる
なぜこの見積もり額なのか、場合によってはここまで上がる可能性もある。上がったとしてもこの範囲で収める。といった説明があれば信頼できると言っていいでしょう。
中には、作業中・作業後に作業費用を吊り上げようとする会社もいるようです。しっかりと作業前に見積もり額以上は払えないということ、追加費用がある場合の条件や費用感を確認しておきましょう。
また、安すぎる会社も要注意です。複数社の見積もり比較して圧倒的に安い会社は避けてください。
安すぎる業者は不法投棄している可能性があります。ゴミ屋敷業者も収集したゴミを捨てる際に必ずお金がかかります。真っ当な業者さんは、正当な資格を有し、真っ当なゴミ捨て場で処分するため、相応の費用がかかります。
ゴミ屋敷の相場は、ワンルーム1部屋で5万円程度といった情報もありますが、部屋の広さではなくゴミの量によって値段が変わります。
部屋ごとの見積もり相場はあくまでも目安でしかないということを覚えておいてください。
ゴミ屋敷の掃除のまとめとこれからの課題
ゴミ屋敷を掃除するまとめとしては、まず部屋のゴミを捨てるところから始めてください。その後から整理整頓をして、掃除を始めましょう。掃除はその後からで良いです。
掃除のコツも同様で、大きな汚れから始めて、小さな汚れを落とすのが常套手段です。高いところから掃除を開始し、最後に掃除機をかけて床を掃除すれば綺麗な状態で終わります。
具体的な掃除の手順は、本サイト内で場所ごとに記事を用意していますので、そちらを参考にしてください。
どんな状態のお部屋でもひとつずつ解決していけば、最後には必ず綺麗な部屋によみがえります。HC部はあなたの部屋掃除を応援していますので、諦めずにいきましょう!